引越しさしせまる中、どうしても終わらせておきたい寝室の壁塗りを急ピッチで作業していた年始3日目。
ですが、遊ぶ時は遊ばなくちゃ!と、この日、一年に4回の大きな大潮(大大潮=勝手に命名)の時間にサザエを捕りに海へ行きました。

これまでの人生のなかで、潮見表というものを開いたことはありませんでした。が、この島にきてから波の高さを気にするようなことがあり、時々見ています。島には波が引いているときだけ渡ることができるサンゴのリーフがあったり、今日はどうかな〜?天気のいい日にGalinaさんのバスケットに朝ごはんの食材を入れて出かけると、運良く岩場の影の砂浜にいけたり。まさにそこはプライベートビーチ。そのうちに潮が満ちてきて、そろそろ帰らなくちゃ帰れなくなっちゃう!なんていうということも。

波が引いている、満ちている、なんていう動きをみるのは楽しくて、干からびていた場所に水が徐々に、または勢いよくはいりこんで来る様子はなんとも言い難い興奮が迫ってきます。まるで空から地球を見ているような感覚です。

 

さて、大大潮のこの日は、夜中3時が一番引く時間だとのことで、夜中1時に出発。懐中電灯を頼りに、黙々と、海の方へ、沖の方へ。しばらくすると、いつもは海の中に沈んでいるサンゴが目の前に出現しました。

波打際はの先は崖のように深い海。足を取られて流されないように。しかしギリギリの場所に生きるサザエを取るために波打ち際まで進みます。
途中、スポットで深くなる場所は海の中の湖のよう。月明かりに浮かぶコバルトブルーが透き通り、吸い込まれそうです。

私はもう、そのサンゴの美しさ、地球の造形美の偉大さに、もう大興奮。サザエなんてどうでもいいから、、すでに私は食欲より色彩欲に飲み込まれてしまいました。神秘の美しさをまとったサンゴに心躍らせます。

若いサンゴは、色鮮やかな色の組み合わせ。オレンジ×ミドリ、チャイロ×アオ、ムラサキ×キイロ。。。自然の造形美にかなうものなどないのだ。と圧倒させられます。

海の中の小さな湖のなかには、眠る、青いフグ。起こしても、ぷかぷかと浮き沈みしながら、また眠りにつきました。

あ!岩場にサザエ発見!と思ったら、ヤドカリでした。ヤドカリも、サザエも、シャコガイも、周りのサンゴと同化しているのでそれぞれの場所に咲くそれぞれの美しさです。目を凝らして探しますが、教えてもらわなければ見過ごしてしまいます。

結果。ジェイソン宮良が捕獲したのはサザエ4つとシャコガイ(でかい!の)2つ。シャコガイはたくさんありましたが小さいものはそのままに。次回の大大潮まで育ってもらうのを待ちます。そして私はひとつも見つけられず。
次の日、引越し直前の改修作業三昧だった私たちは力を振り絞ってサザエを炭火で焼きいただきましょうということになりましたが、ついに力尽き、大きなシャコガイはいつもお世話になっているジェイソンのご両親へ献上することに。

大興奮の大大潮でした。次回は4月とのこと。