さて、一歩一歩の改装について。ほんとうに一歩一歩進めております。1月中に終わらせたかったことは案の定?想定内?で、ただいま3月も後半ですがまったく終わっていません。

理由は、1〜2月に晴れの日が少なかったこと、そして素材検討、調達、下準備など、思っているよりひとつひとつに時間がかかることが原因だと思います。
素材検討に時間がかかるのは、この土地柄のことでしょう。
内地(本州)ではふつうに使えるものでもこの土地の気候にはうまく機能しなさそう、または調達できない、チョイスがない、なんていうことが本当に多く、検討し、再検討、さらに再再検討、も良くあります。さらに以前にも書きましたが輸送にとにかく時間がかかる!
注文品が到着してから作業に当たる必要があるのは当たり前ですが、作業に取り掛かってから初めて、あ!あれが足りない!これも必要では!?という予想外のこともあって、素人にはなかなかすんなりうまくはいきません。

もう一つ、今の改修&改装で何が一番大変かというと、解体して新しいもので作り直す、ということができないため、(正確に言えば、内地の3倍の費用がかかるため実現しにくい。)古いものを生かす施工が必要になります。
落書きや長年の汚れ、窓に貼ったシールの後、配線のやり直しなど、一度フラットな状態に戻す(フラットというものがもはや何なのか分からなくなる状態ではありますが)、ということにはかなりの時間を要します。時間も体力も一番使っている気がする。。。もともとが素人施工の上、さらにこれまで幾度となく改装されている部分もあったりで、もう手に負えないことばかり。そんな時は、あー。いっかい全部潰して新しいの建てたーい。と思いますよ。私だって。
本当のリフォームの作業、たとえばペンキや壁材を塗ったりの楽しい作業はほんの一瞬で、それまでの下準備が膨大なので、一苦労です。

壁塗りの作業に取り掛かるまでは、まず汚れている部分の汚れ落とし、壁が剥がれていたらその壁の素材検討、調達、貼り作業、養生、シーラー(アク止め)塗り。それだけで1,2週間はさらっと過ぎていきます。
外の庭を整える作業も、楽しいながらも時間がかかります。伸び放題の木々の剪定、ゴミ拾い、切り落とした枝の運搬。荒れ放題の土地を開拓するブラジル移民を思えばなんのこっちゃありませんが、なんでこんなゴミがこんなところにあるの〜〜!と驚いてしまうこともしばしば。これも、雨が降り続いているといっぺんにはできません。
最近では、2月までに一心不乱で抜きまくった雑草が、3月になり暖かくなって急にボワっっっ!と生え出したりして。。。もう、「大自然ってすごーい!」と笑ってしまいます。

そうしてお風呂場の改装にあたっても、コツコツと下準備をしてきました。
まずは元々あった浴槽や洗面器(流し)、天井の撤去を行ったのが1月はじめ。
その後、天井張り替えのための素材検討には、なかなかいいアイディアが出てこなくて時間がかかりました。建材屋さんやホームセンター、業務用の素材屋さんなどを回って質問してみたりするのですが、どこも同じようなプラスチックですぐカビがつくのが目に見えている(カビキラー必須の)軽い素材を勧められるので 始めのうちはそれにうんざりもしていましたが、考えれば考えるほどにいい素材は思い当たらず、この土地ではそのオススメ素材しか施工するのは無理なのではないか??と心が折れそうにもなりました。

「いや、きっと何かいいアイディアがあるはずだ」自分を信じて前に進むしかありません。
最後は神戸の設計士の丹生さんに相談してみました。(自分を信じて結局相談する私。)
すると、何度か頭には浮かんだものの素人では施工がしにくいと検討外にしていた「ケイカル板」を提案してもらい、自信はないけどやってみよう!ということに。断熱材は建材屋さんに進めてもらったグラスウールを使うことにしました。
グラスウールは調べてみると色々問題もありそうな素材。ですが、屋根が貼られているところに下方から断熱材を入れなければならないため、板状の断熱材は使えません。グラスウールは湿気を吸ってしまうけれども換気扇を新規で取り付け、とにかく換気をすることにして試してみようということになりました。
離島でもどこかで、だれかは使っているのかもしれませんが、先駆者を探し出すこともできませんので、今回は時間切れ。ということでこれで決定しました。

そしてようやく2月のはじめに、タイルの壁に、下地のシーラー塗りの作業を開始しました。
もとのタイルは綺麗な部分もあるのですが、場所によっては大胆なひび割れもあったため、壁と床はモルタル塗りで仕上げようという予定にしていたからです。