8月の展示会に向けて、今、急ピッチで準備を進めています。

初めての福岡の地での販売。ですので、福岡のみなさんにどんなふうにご覧いただけるだろうかなどとTERCEIROの店主 浅岡陽子さんと話し合いを重ねながら、進めています。

また私にとっては離島に渡ってからの初めての本格的なお仕事でもあります。離島ならではの制約はある中ですが、ラトビアやリトアニアのみなさんにも助けてもらいながらの作業です。改めて、私はこの仕事ができて幸せだと、それだけは本当だなぁ、と強く思えるのが嬉しいことです。

8月の展示会ではラトビアやリトアニアで作られた生活道具をご覧いただく予定なのですが、これまで神戸でみなさんに見ていただいてきての気づき、この日本の環境で大いに役立つものという視点で生産をお願いしたり、新しい取り組みも始めたいと考えています。楽しみながら、ひとつひとつ丁寧に作っていきたいと思っています。

 

家の改修も続けているのですが、すこしずつ少しずつせっせ、せっせと日々積み重ねていると、きっと時間をかけて凝ったことをしているのだろうと思われているのかもしれませんね。もしかしたらもっと簡単に、サッサと終わらせちゃえばいいのに、と思われているかもしれません。どこからともなく、一切の悪気もなく「いろいろと拘りがあるんだよね。」なんていう言葉を耳にすることもあります。
当の私としたら、拘れるものなら拘りたいよ〜!なんていう気持ちです。だって、ここは日本の端。そして素人だけでの作業。住んでみて初めてわかること、やってみてわかること。やりたいことがあったとしても、諦めなければならないことの方がたくさんあるのですから。

しかし、どんな場所でもどんな時であっても、今のできる範囲で、できる限りの資材で、人員で、予算で、環境でと様々な制約の中でアイディアを出し、作り出していくからこそ面白いのであり、やる意味がある。それは、拘りたいという言葉よりもひとつひとつを丁寧に積み上げていきたい、その過程を楽しみたいというほうがしっくりくるかもしれません。

 

とてもいい歌詞が励ましてくれます。

 

この世にあって欲しいものを作るよ
小さくて慎ましくて 無くなる瞬間

こんな時代じゃ 手間暇かけようが
かけなかろうが終いには一緒くた

きっと違いのわかる人は居ます
そう信じて丁寧にこさえて居ましょう

 

この世にあって欲しいもの。それを作りたいと願うことは希望です。
展示会に向けては、それを一緒に作ってくださる生産者の方々、そしてご覧いただける場所を作ってくださるお店に出会えたことに、感謝ばかりです。

福岡のみなさん、そして福岡にお越しいただけるみなさんにご覧いただけるのを楽しみにしながら、丁寧に作っていけたらと思います。