いや〜〜〜っ!

今日はやられました!!

・・・スコールに、やられました。

 

 

展示会まで一週間と一日、の今日。

ちかごろは予想外の天気も多いし、それでなくても沖縄は台風王国。目の前で出来上がる台風がどんな進路になるかわからないことが多々ありますし、天候のせいで郵便・宅配物が一切うごかなくなるのは日常茶飯事。なるべくなら余裕を持って、金曜日の今日、福岡に送れる荷物は送ろうと計画していました。

黒島では荷物を送るには郵便局のみ。他の配送会社の発送サービスはありません。そしてその日の船に載せてもらうには郵便局に15時までに持ち込みます。集荷はなし。郵便局がお休みの土日は発送はできません。

今日、出す予定の荷物は全部で3つ。郵便局から送れる最大サイズ、170cmのダンボールにまとめました。荷物を準備して、さて出かけようと思った14時頃。さっきまで晴天だったのに、空は雨が降り出しそうな予感。。。うっすらと雲が広がってきました。
そんなことを思っている瞬間、サーっと雨が降ってきました。空はまだ青いところもあるので、通り雨かな。急に降ってすぐやむ雨も多いのです。
14時30を回ったところですこしおさまりましたので、さっさと持って行こう!と車に積み走りだすと、なんだか雲行きがあやしくなってきたではありませんか。軽トラックなのでダンボールが雨ざらし。荷物が濡れるなど、それは困る!!私は一体なぜ小雨でも 覆いを被せてこなかったんだろう?どうしよう、引き返そうかしら。とパニック状態。道半ばまできて、木陰で一旦ストップして天を仰いで考えてみましたが、どうしたらいいか判断がつかない。もう途中まできてるし、、、、ええいっ!行っちゃえ!と車を飛ばした瞬間、私はようやく自分の判断を間違ったことに気付きました。

黒い雲はあっという間に上空を覆い、完全に『バケツをひっくり反したような』雨。ものすごいスコールです。

ダンボールの中身の商品はかろうじてビニールなどで覆いはしていたものの、このままではダンボール自体が破けてしまうかもと思うほどの雨の量。もうこの状態では家に引き返しても同じこと。

しょうがなくずぶ濡れのまま郵便局に駆け込むと、いつもの郵便局員さんたちがやさしく出迎えてくれました。タオルや傘を貸してくれ びしょ濡れのダンボールたちをすぐに中に入れてくれました。

完全にずぶ濡れの私。思考回路も停止。

そこにいたお客さんにも不憫に思ってもらい、やさしくされている私、、、なんだか道に迷った小学生のような気分です。

 

しかし、雨は止まない。どんどん激しくなるばかり。
どうしよう。まだ展示会までには余裕もあるし、一旦全部引き取って改めて詰め直したほうが良いだろうか。しかしこの雨の中で持って帰るのは無理。。頭の中はぐるぐるぐる。

助手席にならダンボールを乗せられるし、新しいものに詰め替えてみては?と局員さんの提案で家に帰った私。降り続くスコールの音を聞きながら考える。
詰め直すにしても郵便局が閉まる17時までには終えなければならない。けれど、家を出て車に乗るだけの3メートル、傘をさしてもびしょびしょ状態だわ。やっぱりまだ家からは出られない。
頭の中はぐるぐるぐる。

そしてついに、16時を回り、決めました。
家の中にある大きなダンボールを片っ端から集めて同じようなサイズのものを選び、たたみ、ビニールをかけて、意を決して車に乗り込み、そしてもう一度郵便局に向かいました。

 

 

ところで先日、ある女性から、「ここでは物がすぐに買えないから大変だよね」と声をかけられました。
いろいろと経験を重ねていくと、この島では、余裕を持っておく、ということがとーっても大事なキーワードで、必要な物がない、という事態によく出くわすのです。「えー!こんなものも、ないのね〜〜」という具合に。この島にないものはそれが必要になったときに初めて知るのですから大変です。
ネット注文をしたとしても、とにかくいつ届くかがわからない。発送予定日など、予定でしかありません。そう、先日のDM発送だって、余裕を持って注文していても資材が届かなくて発送が遅れに遅れてしまいました。

たとえば今回ならば、あれ?あったと思っていたガムテープがもうかなり少ないではないか!これでは全く足りないかも!と気づいたとして、もし、島唯一の商店においていなければ石垣島まで一日仕事で買いに行く必要が出てきます。しかしまさかまさか、スコールでずぶ濡れになるかもしれないからと、170サイズのダンボールを多めに用意しておく、なんてことまでは考えていませんでしたね〜。幸い、どちらも余分にあったものの。。。
発送に関しても同じ。来週週明けに出しても間に合うだろうと自分で判断しても、中身によっては船便で送らなければならない、ということもよくあります。これは船便で送らなければなりません、と担当者に判断されてしまえば、到着は一週間以上かかってしまうのです。

ですので、常に裏の裏をつく、というか、考えすぎなくらいまでさかのぼって考えてみたりするようになりました。
気持ちにも余裕がないとそこまで考えられないので、余裕をもつことって大事だなぁ、と日々感じているのです。

 

さて話は戻って、結局荷物はといいますと、郵便局閉店までの17時までに汚れがないか中身を全てチェックしなおして、新しいダンボールにまとめて発送することができました。局員さんたちが一緒になってダンボールを組み立て、サポートしてくださって。破損もゼロ。今日のところはなんとか、無事、発送を完了することができました。

こんな時、あ〜あ、大雨にうたれちゃって今日は運が悪かったな。なんて思いがちになりそうですが、しかしここにいると、これが来週じゃなくてよかった。まだ気持ちにも日数にも余裕があるときでよかった。みなさんが助けてくださってありがたかった。などと、よかったよかった、と前向きに終わることが多いのです。
そういえば「おばあ」や「ねーねー(年上の女性をこう呼びます)」を見ていると、いつも明るいな。と感じることがあるのですが、考え方が前向きなことに気がつきます。そして予期せぬ出来事が多いからこそ、ここでは助け合いの暮らしが根付いているのもうなづけます。

へこんでいてもしょうがない。さあ次へ行こう!そんな気分にさせられるのは、自然があまりにも太刀打ちできない存在としていつもそばにあるからなのかもしれません。そのおかげで人々の助け合いの気持ちが育まれていくのでしょう。

 

そんなこんなで、すこ〜しずつではありますが、ここでの暮らし方を覚えてきている私です。今日もスコールからいろいろ学びました。まだまだ離島初心者。ハラハラドタバタ暮らしはもう少し続きそうです。

 

 

写真は数日前の夕暮れ時の海。やっぱり自然は美しい、と思わされる瞬間です。