あと一週間で神戸に帰るということで、少し、焦り気味の今日。

ペンキ塗りもだいぶ進み、2部屋と廊下、一番の難関のダイニングキッチンの天井も終わりました。翌日配達と書かれたペンキを注文してから10日も来なかったため(さすが離島!)、その間にできることを優先しながらいろいろとやってきましたが、なんだか、疲れた。(笑)

進めたいことはたくさんあったのだけど人手がないのだから急速に進まないのは仕方がない。ペンキ前半戦は一応完成した、ものの、もう少し、綺麗に仕上げたい。塗れば塗るほどよくなっていくので、前に塗った部分をもうすこしどうにかしたくなる。そんな葛藤と戦いながら、とりあえず塗り終わった1部屋だけ養生を取ってみることにしました。

どう?

ん〜。どうも感動が少ない。

壁塗りなどはこれからのしごとなので、天井だけ塗ったところで期待に近づくだなんてまだまだだとはわかっている。

しかし、滞在期間中。私はペンキ塗りしかできていない。

いや、いろいろやってきたはずだ。しかし、こんなにも成果が見えないのか。なんだか私が登っている山は、高すぎはしないだろうか?

前回、時々ヘルプを要請できたジェイソン宮良も、今はほとんど手伝ってはくれない。いや、それは私も同意のはずだ。彼は忙しいのだ。

しかしペンキ塗りを一人でやるのは、時間がかかりすぎるのだよ。

嗚呼。
神戸にいたら、あの人も、きっとあの人も手伝ってくれる。東京や地方からだって、家族旅行とか放浪の旅だとかこつけて、きっとみんな手伝にきてくれるのに。。。

でもここは黒島。そんな簡単にふらっと手伝いに来てくれる人はいないよね。もし来てくれたらそれはそれで嬉しくて、ペンキ塗りより島を一緒に回りたいもの。

だったら誰かに文句を言おうか?

誰に言う?

ジェイソンに?

一人では時間がかかりすぎるから、どなたか助けてくださいと頼みに行こうか?

否。私は静かにやりたいのだ。
わいわいとやるのではなく、自分の流れのままに、今をゆっくりと見つめつつ、コツコツとやりたいのだ。

だからこれでいいのだ!

こういう自問自答を繰り返しながら塗るので、「気晴らし」と呼んでいたペンキ塗りを今では「修行」と呼んでいます。

そう、そして今日、自分の流れは、「ペンキ塗りは飽きたのだ!」ということになりましたので、一つの部屋の養生を取ってあまりにも感動しないのはきっと前々から気になっている木の統一感がないせいではないのだろうか!ならば色のついたウッドワックスを塗ってみよう、ということに相成りました。

以前、柱や鴨居、敷居などをオイル塗りしましたが、塗った時はまだよかったものの、やはり色の統一感がでないまま、木、本来の色が勝ってしまって、やはり統一感が出なかったのです。

そこで、古い木はそのままに、安価な木材部分や乾ききった木材には、お店の玄関の枠にも使ったオスモカラーのウッドワックスを塗ってみることにしました。

すると、どうでしょう。

いい感じ!!塗ってすぐにそう思いました。

写真では分かりづらいかもしれませんが、深みがでて、統一感がでてきたように見えます。

一部屋の全体を塗り終えたあと、部屋を見渡してみると。。。

廻縁、柱、窓枠も、なかなかの統一感。
壁はこれから、といえども、なんだか、ようやく、すこしだけですが、完成風景が見えてきたように思います。

簡単かと思いつつも結局一部屋塗るのに1日しごとになったので、さらにしごとが増えた印象はありますが、この成果をみてしまったら、、、。ちなみに、スチールでできた窓も、到着しないペンキを待つ間に塗っていました。
翁さんのシェードを飾れば、一気に、雰囲気が出た気分です。

ところで、一番初めの写真。これはワックスを塗った柱と壁の境目です。
壁を押したらその境目に白っぽい部分が見えているのがわかりますでしょうか。そうです。壁はふわふわと浮いているので、押すと動くのです。
ふふふ。まだまだ問題山積みですね。