私の心の声が聞こえてしまったのでしょうか、いや、現実に口にだしてしまったのでしょうか。定かではありませんが、この日はジェイソン宮良も半日お手伝いに来てくれました。

ええ!?半日も、いいの!?と喜ぶ私。

まずは早速、翁のシェードが付けれるようにしてくれました。やっぱりこれだけで雰囲気でるよなぁ。翁様様、ありがたい。
そして2ヶ月ほど放置されていたお風呂場で撤去した壁の運搬。
もうやりたくない、前半戦終了!と言って放置していた廊下の天井のペンキ塗りもお任せし、私はその間、ダイニングキッチンの養生を取ってウッドワックス塗り。写真のドイツ製天然ワックス オスモカラーを使っています。

そしてこの日、予てから気になっていた壁がふわふわと浮いている正体を探ってみました。=壁を剥がしてみました。

すると現れたのは、ブロックが積まれ、セメントでくっつけられただけの壁。

こんなに湿気がすごい場所なのに、調湿のためのボードもない!断熱材すら入っていない!
薄々勘付いてはいましたが、露わになるとなかなかの倉庫感です。
雨漏りもしていたそうなのですが、どおりで、外側に面している内壁は、どこもふわふわ浮き、ボロボロと朽ちているのはそのせいだったのですね。

なぜ、湿度の多いこの土地で、日本中のどこよりも暑いであろうこの土地で、このような作りの家が建てられるのでしょうか。それが不思議でなりません。
以前の瓦屋根、木造の古民家のように自然の素材だけで作っていた時代はいらなかったのかもしれませんし、もしかすると家づくりのコストがとにかく内地とは比べものにならないくらい高いので、まずは住める形を手に入りやすい素材で作り、朽ちたらまたやりかえる、という感じなのかもしれません。

実はこの改装が始まってから、この材料探しには一苦労しています。

素材を探しに石垣島に出かけても、内地とほぼ同じ価格(といっても割高ですが)で買えるのはホームセンターのものくらいで、木材やさんに行っても質や種類は期待できず、それでも値段はおよそ2倍〜3倍。
内地で買いそれを輸送してもらおうとすると、建材などの大きな荷物は送料の他に中継代なるもの(コンテナ輸送とその中継での手数料)として2、3万〜場合によってはそれ以上、がかかるのがほとんどです。

なめていた、とは言いませんが、正直、この現状には、はーー。と ため息がでてしまいます。聞いてはいたものの、まさに 目の前に立ちはだかる大きな壁に、離島の現実を痛感しました。

輸送するのに一番現実的なのは神戸の荷物の引っ越しのタイミングで一緒に材料も積み込むということなのですが、そこまでに決めて一旦神戸に届けてもらわなければならないという自分へのプレッシャーもあります。メーカーに在庫がなければ終わりです。

 

壁、かぁ・・・。(苦笑いの私)

なんだかすんごいものに手をつけた感。呆然と、床に座り込み、どうしようかね〜。となる私たち。
こんなに大変なことになるとは正直思ってなかったね。という言葉を、どちらかともなく言ったか言わなかったか。それすらも曖昧。
一難去ってまた一難、ではありませんが、新たな課題が露わになったのは言うまでもありません。