ARS TELA

ラトビアの手織の工房 アルステラは、ラトビアの古くからの技術を継承しつつも常に新しい試みをつづけているリネンメーカーさんです。

質の高い製品を作り続けるためのアルステラの秘密。それは、リガ近郊に住む熟練の織職人さんたちが自宅の機を使って織ることができるという環境にあります。デザインや計量され揃えられた糸は、各地の熟練の職人さんに届けられ、織り上がるとスタッフが工房へ持ち帰り最終工程を行うのだそう。

また工房では若い世代の職人さんも育っています。また彼女たちは技術を継承する職人としてだけでなく、新しい技術を生み出すデザイナーとしてもその豊かな才能を遺憾なく発揮しています。
30代のINGAは、クッションのデザインに使われている三つ編みのような織り方を考案。道具を使った独特な織り方は彼女ともう一人の若い職人LAINEが器用に織り上げていきます。20
代のMARTAは、伸縮性が低く扱いが大変なシルクの糸を織り込むような繊細な作業が得意なのだとか。
ここでは織手たちが、ラトビア人の心の象徴である「サイン」と呼ばれるパターンを新しく作り出すことも。サインとは「太陽」「世界」「平和」など、ラトビアのいたるところで目にするモチーフです。織物のパターンもサインに当てはめて呼ばれることが多くあります。
「大きな木」を表すOSISはラトビアの古来の木がモチーフになったパターン。恋に落ちたという意味のハートクラッシュなどのパターンもあります。職人さんによってそれぞれ得意なパターンがあるそうで、例えば、複雑なOSISは熟練の職人さん AIDAさんにしか織れないのだそう。デザイナーのALVIDAはそれぞれの織職人さんの特性を嬉しそうに語ってくれました。

ブランケットの製品タグには、糸の準備から製作に携わった全ての女性の名が記されています。ぜひのぞいてみてください。

 

糸はイタリア産アルパカやメリノウール、そしてバルティックリネンなどの上質なものだけを使い、いつまでも大切に使われることをイメージしてつくられています。

アーティスティックなデザインと時にビビットな色使いも得意なこの工房ですが、Kameli apartmentではお部屋に馴染みやすく、しかしながら存在感も出るクラシックモダンなカラーアイテムをセレクトしています。

繊細なウールの糸も使われているアルステラのブランケットですのでお洗濯はドライクリーニングをお勧めいしたいですが、オールリネンなどご自宅でのお洗濯の可能な製品の場合はカシミア洗いなどの手洗いコースで。脱水はごく短めに。タンブラー乾燥はお避けになり自然乾燥で乾かしてください。
使えば使うほど、リネンは洗えば洗うほど、しなやかで艶やかになり一生手放せなくなるアイテムとなることでしょう。