image本日は初日から沢山のみなさまのご来店、誠にありがとうございました。作品もさることながら、森のように木々が茂った店内もたのしんでいただけたでしょうか。

はじめて彼女の作品に出会ったのも、森の中だったことを思い出します。
フィンランドには数多くの巨匠と呼ばれるプロダクトデザイナーがいる中で、Terhi さんはまさに陶芸家として生きました。デザイン、釉薬の調合と土づくり、成形、薪窯での焼成、さらには展示・販売までを一貫してひとりで行うスタイルは、師と仰ぐKyllikki Salmenhaara / クユリッキ・サルメンハーラの影響があるようです。
森の中の工房で静かに、しかし力強く、晩年まで作品作りに取り組み、長い間フィンランドの陶芸界に貢献してきた彼女ですが、惜しくも昨年2月、病によりその生涯を終えられました。
フィンランドの森の中の工房で生み出された 日本の四季をも思わせるような色合いの花器や生活の道具たち。
独特な存在感を放つ彼女の作品は見た目のうつくしさだけでなく、使うとパワーを感じられるというすこし不思議な器でもあるように思います。

フィンランドと日本をこよなく愛した彼女。その足跡を辿るように、ぜひ一つ一つの作品をお手にとってご覧ください。

 

Terhi Juurinen /テルヒ・ユーリネン (1945 – 2015)

1967-72年College of Art and Design Helsinki(現・アアルト大学)にて、Kyllikki Salmenhaara /クユリッキ・サルメンハーラ、  Kaj Franck /カイ・フランクに師事。
1972年より5年間は母校にて、1997年からはPekka Halonen Academyに講師として在籍する。
1976年よりRiitta SiiraとともにデザインスタジオSeenatを設立。
1982年、ヘルシンキ中央駅 地下鉄プラットフォーム350㎡の壁のタイルを製作。1999年に独立。
1979年よりアルテック、マリメッコ、デザイン フォーラム フィンランドなどで個展を開催。フィンランド国内はもとより
 ドイツ、オランダを始めとするヨーロッパ諸国、中国、日本、アメリカなど数多くの国でのグループ展に参加した。
State of Art and Design Award (1978)、 State Artist’s Pension (2014)など、受賞歴多数。

 

今回の展示会では、作品数に限りがありますためご購入いただきました作品は展示会終了後にお引渡しをさせていただければと思っております。遠方の方などで、終了後のご来店お引取りが難しい方はご相談くださいませ。

一部の作品につきましては、窯だしの際に生じる釉薬のはがれやカケなどで 作家本人の判断により商品から外されていたものがございます。しかし、芸術的価値の高いと思われる作品につきましてはそのようなものも含めて引き取らせて頂きました。ご理解の上ご購入をご検討いただけましたら幸いです。詳しくはお尋ねくださいませ。

また、これまでに届きました作品の中で輸送時に残念ながら割れてしまった作品の一部も展示させていただいております。本来の用途において使用ができないものに関しましては、展示のみとさせていただいておりますが、ぜひあわせてご覧くださいませ。

 

 

「森と水、SEENAT CERAMICS - Metsä ja vesi, Seenat keramiikka - 」
8/5 ~ 8/14  12:30 – 19:00 / weekend 12:30 – 18:00

※期間中8/8(月)休み

 

 

 

明日からも、みなさまのご来店を心よりお待ちしております。