ラトビアでも、夏至祭に花かんむりを作り女性が身につける風習があると聞いていましたが、なんて素敵な風習なのでしょうかと思います。

お花を身につけるだけで、女性は女性であることに喜びを感じることができるような気がするのです。無条件にキュンとなる感覚。。女性らしさを前面に出して生きにくい現代社会では、内なる女性のトキメキみたいな感覚を思い出させてくれることでしょう。(実際にフィンランドで作ってもらった時には本当に嬉しくてたまりませんでした。)

ミッドサマー前にリガ郊外にあるSigneの別荘に行くと、そこら中に花かんむりの材料となるお花が咲いていました。これらは全て自生しているとのこと。シグネ自身もタネを蒔いていない花が年々増えてきていることに驚き、喜んでいました。

 大好きなレースフラワーも自生!日本でみるよりも小ぶりな感じです。レッドクローバーの周りにはミツバチが。名前も知らない花々も、とても可憐で美しい。日本のお花屋さんで見たことのある草も。どれもこれも、こちらではワイルドフラワー(雑草)なんだ!と驚きです。

花を摘んで花束に。

こんな広大な自然があるからこそ美しい花が命を繋いでいけるのだなぁと感銘を受けました。
アスファルトジャングルではタネは育たないはずです。ラトビアと日本の人口の一人当たりの面積を考えたら日本では諦めるべきかしら。。。日本はラトビアの人口の65倍。面積はたったの5.8倍。であれば、本当ならば私たちは自然の風景や植物をもっと積極的に大事にすべきなのかがよくわかります。

日本で雑草というと迷惑なもの!というイメージがありますが(実際に私も抜きまくっております。)もしこんな素敵な用途があれば、ラトビアのワイルドフラワーのように重宝されて美しい種が生き残っていくかもしれませんね。

Laimの工房に向かう時に見つけたポピー。ラトビアの人にとってポピーは特別な花なのでしょうか。Signeも車から降りて愛おしそうに写真を撮っていました。

Signeの別荘にも私たちが訪れた時に、広大な敷地内にたった一輪のポピーが咲いていたのを見つけました。この3年で初めてのことだったようで彼女もとても驚いていました。
実は、「マキ」という言葉はラトビア語で複数形のポピーのこと。これは以前に聞いていたのですが、その一輪が私の来訪に合わせて出迎えてくれたようで。。。
なんかよくできた物語のようで、二人で笑いました。