Kaj Frankのグラスに見入る
繊細なつくりで希少価値も高くなってきている現代ではこれらの製品は観賞用になりがちですが、この時代の手工業製品の使い心地のよさはそれはそれは素晴らしいものがあります。
器の修復
今日は第2水曜日オープンの日。雨が降ったりやんだりの一日はとてもゆっくりした店内でした。配送会社の方々・・・ご苦労様です、と心の中でつぶやきながら、私は来週から始まる翁硝子さんのイベント準備をしつつ、年末に教えてもらいながら見よう見真似でさせていただいていた金継ぎの続きをすこしやりました。フィンランドから折角届いた器の中にも残念ながら壊れていたものもあり、新たに修復したいものも増えてしまいました。
漆を塗り塗り。漆がけっこう不思議な匂いがするのを、年末は笑いながらの、あっという間の楽しい時間だったのを思い出して、次のステップに上がるという名目で早くまた教えてもらいたいとうずうずしているのです。
しかし、「塗り」とつくからなのでしょうか、作業をしながらだと、ただ黙々と集中したり、時には深い話になっていったりとなんだかペンキ塗りに通づるところがあるような気がします。
ARABIA のビンテージの。。。なんて言ったらいいのか。。。

ARABIA のビンテージの。。。なんて言ったらいいのか。難しいですが、なんだかアラジンの映画に出てきそうな、器?です。
お客様から、よく「何に使うのですか?」と質問を受けるのですが、そのたびに、「なんでしょうね?」とお答えしています。
お答えしています。とかっこよく言いましたが、本当にわからないのです。
何に使っていただいてもいいのだと思いますが、使いやすいかどうかもわからない。(でも持った感じは相変わらず手に馴染む。さすがアラビア社!!)
何かを入れてもいいし、入れなくてもいいし(なんか同じようなことを最近書いた気がしますが。)
ただ見ていたい。けど、折角だから何かを入れてみたくて、、、
最近ではお店で使っているポプリを入れてみたら・・・、それがとてもいい!
こんな使い方、いかがでしょう?
いろいろな角度から、いつもあなたたちを眺めていますよ。

ポプリを入れてみる。
上からのシルエットも可愛い。

こんな珍しい色も。

まだまだ香る、ユーカリのドライを入れてみました。
それもまた良し。
カレーが食べたくなったら。 やっぱり使いやすいARABIAの器
Ulla Procope ウラ・プロコッペ デザインによる Katrilli カトリーリ。
先日来日してくださったSEENAT CERAMICSのTerhiのおかげで再熱したARABIAビンテージ食器熱。
ARABIAの食器はかわいいだけじゃない!とっても使いやすい!!だから永く愛され、ビンテージとして残っていくのだなぁ。としみじみ感じながらのカレータイム。
Terhi の大学の先生がARABIA製陶所の有名デザイナーだったことは先日のブログに書かせていただきましたが、SEENATの器にもARABIAのビンテージにも共通するのは美と機能性を兼ね備えたデザイン。そのデザインが脈々と受け継がれているのを間近で感じることができるのはとても幸せなことです。
傷の少ないビンテージものはなかなか手に入りにくいですが、どれもいい状態でKameli apartmentにきてくださって本当にありがたいことです。
そしてARABIAの器にも、匙がよく似合います。
【お知らせ】
明日より2日間、伊東かおり写真館のため営業時間を変更させていただきます。
ご不便をお掛けいたしますが、何とぞよろしくお願いいたします。
◆時間 10:30 – 17:00
フィンランドARABIA社 Kosmosコスモスのプレート
アラビアのプレートの中でも特に重厚感のあるシリーズ、Kosmosは、手描きで大胆に描かれたラインが特長です。手描きと焼き具合?のせいなのでしょうか、表面の質感が本当に一点一点ちがうものばかり。
10年以上のロングセラーですが作られた年によってまったく違うシリーズに見えるほど、色も違いそれもまたおもしろいのです。深緑に見えたり、渋いブラウンに見えたり。
大人のアラビア。という印象でとてもかっこいい一枚です。
カメリ・アパートメントでお取扱いしているプレートは使用感が少なく、深い色あいの美しさが際立っているものばかりです。
デザイン:Ulla Procope ウラ・プロコッペ/Gunvor Olin-Gronqvist グンヴァル・オリン・グラングヴィスト
製造年:1966 – 1977年
サイズ:Φ25cm
Vintage Fabric from Finland
ヴィンテージファブリックといっても持ち帰ってくるのはいつも、マリメッコなど有名なものではありません。テーブルクロス、カーテン、ベッドカバーなど、どこかの家庭で生活の一部であっただろう無名の生地がほとんどなのです。
大ぶりのパターンや独特の色使い、どれをとってもさすがだなぁと見入ってしまうもの。
出会いはその旅ごとに違っていて、ぐっとくる生地を見つけられるときもあれば全く見つからないときも。
今回も、偶然の出会いの中から厳選したものだけを持ち帰っています。
●お知らせ●
本日8月30日(金曜日)は、勝手ながら19:00閉店とさせてただきます。ご迷惑をお掛けいたしますが、何とぞよろしくお願いいたします。
もうひとつ、●お知らせ●
カメリ・アパートメントで9/14,15に開催予定の蚤の市 FUMOTO MERCADOに、撮影にやってきてくださる「いとう写真」のイベントが、9/1大阪millibarにて開催されます。
「手仕事の写真」と題されたこの展示会の最終日に行われるこの企画では、アナログ写真が撮影から現像までどのような工程で行われていくか、普段は聞くことのできない時間をかけた丁寧な仕上げ方など、写真家の伊東さんと暗室技師・勢井正一さん、ベベチオ・早瀬直久さんによるトークライブが行われます。 トークの合間に聴けるというベベチオ早瀬さんの生ライブも、幸せ。
めったにない機会ですので、お時間のある方はぜひ!
くわしくは→こちら
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