今年のBLUE
昨日は今年の春夏の新作をトランクいっぱいに詰めて、岡山・児島より高城染工さんがお越しくださいました。
今年は、去年沢山の方に見ていただきました定番の麻のコートやカシュクールなどに加え、糸から染め ゆっくりとした色の変化を楽しめる「先染め」のワンピースがたくさんありました。
先染めというのは、インディゴに染めた糸を機屋さんが反物にし そこから服に仕上げていく方法なのですが、日本でもそのような依頼を引き受けてくれる機屋さんは本当に数少なく、服作りの町・児島だからこそできるものづくりなのだとか。
糸、 生地、染め と、どの肯定にもこだわり、数シーズンのみのお洋服になるのではなく何度も何度も着て色の変化もたのしみ、そしてまた染め直しをして雰囲気を変えたりしな がら 人生のなかで長く着ていける服づくりを目指す高城染工。年齢や体型に左右されることのない強度をもった服を製品として流通させたいと仰います。
ま た、製品として形を作ってから手で染める「後染め」では、兵庫県・播州織りの生地で作ったチェック柄のプルオーバーもとてもステキでした。「播州織りの生 地を染める」なんて、とても贅沢なこと。。しかし染めたときにでてくる色の具合を見ると とても美しいのがこの織布だったのだときくと、日本のものづくりは本当に奥深いなぁと改めておもいます。
高城染工のオリジナルブランド、blue in greenは今年は3月の入荷です。
どうぞお楽しみになさってください。